またまた、社会福祉法人の不祥事が明るみに出た。今度は、福岡で、8人以上の保育士による幼児虐待事件だ。これも氷山の一角なのか?

保育園児虐待事件と社会福祉法人の病理



福岡市東区若宮の「社会福祉法人 北斗会」認可保育園「あかつき保育園」の保育士による園児への体罰と暴言が問題となっている。

特別指導監査、職員約50人に聞き取り調査してによって明らかになったことは、少なくとも8人の保育士が不適切な保育を行っていたということだ。

福岡市は、「北斗会」に対し、当該保育士と管理監督者の処分と再発防止計画、保護者への十分な説明を求める「改善勧告」出している。

保育園園長と保育士の病理

少なくとも8人の保育士が2016~18年度に園児に対し行っていた不適切行為は、

園児に対し「バカ」「ブタ」などと呼ぶ

園児を正座をさせ叱咤する

泣くまで叱責を続ける

園児が吐き出した給食を口に入れたる

押し入れに閉じ込める

トイレに行きたがる園児を無視して放置する

などの行為13件だ。

こうした保育士の行為が発覚した経緯が異常だ。

2017年12月「不適切な保育が行われている」という情報提供が福岡市にあり、福岡市に「あかつき保育園」に対し事実を確認するよう指示をしている。

その際、

園児の口にセロハンテープを貼る

園児を倉庫に閉じ込める

怖いお面をつけて叱る

などの不適切な保育を認め、再発防止に努めるとしている。

ところが、2018年7月にも「不適切な保育が続いている」という情報提供を受けた福岡市が、職員の聞き取り調査を行った。

しかし、新たな不適切な保育は確認できなかった。

改善より口止め優先!

2018年12月、「聞き取り調査に対し、法人(社会福祉法人 北斗会)側から口止めされている」という元保育士の証言が、テレビ報道されたことにより、福岡市は特別指導監査に乗り出している。

「口止め」は、主犯格のベテラン保育士が中心になってなされているらしい。

しかし、私個人として思うのだ、「口止め」に法人幹部が関わっていなかったのか? と。

なぜなら、1度目の福岡市の調査で「再発防止に努める」としたにも関わらず全く改善ができていないからだ。

結局、再発防止は叶わなかった。

このことから、2つのことが推測される。

1つ目は、法人幹部は、再発防止の適切な方策を考察できる資質がなかったじょではなかろうか。

2つ目は、法人幹部は、再発防止に努める気が無かった。

この2つのどちらかしかありえない!

結局、こんな感じの結末!

「社会福祉法人 北斗会」認可保育園「あかつき保育園」は、1月26日に理事長と園長が交代し、新体制になったという。

新たに就任した石橋理恵園長は「子どもたちや保護者に大変な心配をかけて申し訳なく思っている。新たな体制を作りながら原因究明し、保育のあり方を見直したい」とのコメントを出した。

もっともらしいコメントだ!

しかし、残念だが、期待どおり、完全に視点がずれていらっしゃる。

「不適切な保育」などという曖昧な表現で人を騙すのはやめてもらいたい。

「心配をかけて申し訳なかった」とかいう謝りかたで済まそうとする魂胆が気に入らない。

人権侵害、幼児虐待、弱者差別、暴力、が行われたのだ。

しかも、8人以上の有資格者によってだ。

監督行政の指導も無視しているのだ。虚偽の証言を行なっているのだ。

確信犯かつ悪質なのだ。

その自覚がない新園長が、どう新たな体制を作るのか?

「保育のあり方を見直す」? だとー。

お前と、お前らの人間としてのあり方を見直すことが大前提だ!

市指導監査課の山下雅孝課長は「当時の園長が保育士に求める指導の基準が高すぎて、保育士が子どものそれぞれの育ち方に合わせて支援するという基本からはずれていた」と問題の背景を説明する。

こちらも、期待どおり、全く説明になっていない。

監督行政である福岡市は、何度も、社会福祉法人 北斗会と、あかつき保育園園長はじめ保育士たちにもおちょくられているのだ。

しかもそいつらは犯罪者だ。悪質な確信犯だ。

問題の背景がそんなもんであるわけないだろ!