老人ホームを辞める職員の多くは、職員間のいじめやパワハラを理由に挙げています。そうした施設の利用者サービスは、理想とは程遠い場合がほとんどです。

あなたの施設でも新卒さん採用獲得できましたか?

もちろんみなさんの施設にも来年4月からの新卒の就職希望の学生さんが続々と集まっていると思います。

実を言うと私の娘も大学4年生です。周りのお友達が次々と採用決定する中で、やっと最近合格の通知があり家族中がホッとしています。

来年4月から新戦力を迎えるのは、運営側も、職員さんも待ち遠しいことだとおもいます。

高齢者福祉施設の離職理由は給料が安いだけではない!

せっかく希望に胸を膨らせて就職しても、早い人で数ヶ月、多くの場合3〜4年で離職してしまうケースが少なくないのも事実です。

なぜ離職してしまうのか?

他の業界よりも異常に多い離職率を示す高齢者福祉施設業界の離職理由は「給料が安い」「昇給が遅い」「昇格の見込みがない」などということよりも、ある理由で離職する人が非常に多いことが判明しています。

それは一言で言って「人間関係」です。この理由がダントツ1位です。

多くの施設で人間関係の歪みが起きています。この歪みを修正する決定的な修正方法を持ち合わせていない上司も多いのではないでしょうか。

むしろ現場の職員同士で何が起きているかを正確に把握できていない場合が多いのではないでしょうか。

ひょっとしたら修正手段を持ち合わせないために、このことは気づいていたとしても目をつぶってしまうこともあるかもしれません。

現場の職員が家族を招待したくなる施設にするために

すべての職員が、自分の働く施設に自分の家族を自身を持って招待できますか?

このことは大変重要なことだと思います。もし一人でもそうしたくない職員が存在するならばそれは大問題です。

ですから自分の施設で働く人にアンケートしてみてください、

「あなたは自分の家族を家族参観日に招待して、自分の働く姿を家族に見せることを誇りに思えますか?」と。

「あなたは自分の家族をこの老人ホームに入所させますか?」と。

もしノーという答えが返ってくるようなら、なぜノーなのかを尋ねてみてください。それが解決しなければならない問題です。

すべての職員が自分の家族に自分が働く姿を自信を持って見せることができ、自分の家族を入所させたい施設と認めるまで、この質問を繰り返さなければならないと思います。

なぜなら、今この瞬間もその施設に入所して、人生を営み、幸せになる権利を有する人たちがいるのですから。

新任の職員も、かつて新任であった先輩職員も、そして管理者であるあなたも、また利用している方やその家族もそうした施設を望んでいるからです。

またそうした施設でなければ職員の定着は望めないのです。